玉手箱コラム
2022.02.15
その断捨離。もったいない!
今日は、【その断捨離。もったいない!】をお話したいと思います。
「断捨離」と言うと使わない物やいらない物は「捨てる」というイメージが強いですが、
今回のお話は「捨ててしまってスッキリしました!」というお話では無く「専門知識を持った買取業者を利用してかしこく断捨離をしませんか?」と言ったお話です。
今回の「その断捨離。もったいない!」 実際にあったお話3つをご紹介していきます。
■その断捨離。もったいない! その1
自分たちで全部片付け!とにかくもう全部捨てた!
残念ながらよく聞きます!お客様宅にお伺いした時に良く言われるセリフ
「あんたら呼ぶ前にだいぶ捨ててしまったわ」
自分の持ち物であれば買った時の値段や価値は何となくわかっていますが、問題は親・兄弟・祖父母が持っていた物です!
何か良くわからないし…汚れているから…売れないと思った…など、沢山の「もったいないなぁ」と思うお言葉を頂きます!
■その断捨離。もったいない! その2
空き家の整理。処分業者や解体業者に全部丸投げ!
自宅や実家を処分してしまう際に、建物の中に残っている家財道具の処分となり、仕分けも面倒だし時間も無いし…とまるまる全部を処分業者や解体業者に頼むパターンが凄く多いですが、それもったいないですよ!
当然の事ですが処分業者さんには正しく物の価値がわかる人はいませんのでゴミだと思って処分してしまいます。
価値ある物を捨ててしまうには余りにももったいない事ですし何よりも道具が可哀そうです!まだまだ価値のある道具。是非、救ってあげて下さい!
良くない事ですが、中には作業中に高価な物が出てきて、処分業者さんがそれを売りに行ってお小遣いしてしまっている。なんて例もあるみたいですよ。
■その断捨離。もったいない! その3
最近はやりのフリマアプリで自分で売る!
それ適正価格で売れてないかも知れませんよ!
価値がわからないまま自分で売ってしまうと知らない間に大きな損をしてしまう場合もあります。
近年、フリマアプリ等で手軽に個人売買が出来る時代になりましたし、中古市場もまだまだ拡大していくようですね。
それらを利用して自分の物や家電などの相場がある物を売るのは良いのですが、希少性の高い骨董品や美術品等を自分で売るのはあまりおススメ出来ません。なぜなら、商品に対する知識や相場勘も無いのに値段を決めて出品したり、ちゃんとした商品説明も無しで売るのは相場よりも大幅に安く買われてしまう可能性があるからです!
似たようなものが出品されてるから「私も出そう」はおススメできません!
私自身も某フリマアプリで、100万円以上はする茶道具がわずか3万円で売られていた場面を見たことがあります。
商品知識や相場勘がある人ならこれらを利用して自分で販売するのは良いとは思います。
以上が「その断捨離。もったいない!」 実際にあったお話3つでした。
では軽くおさらいしながら、断捨離で損をしない為のポイントをお伝え致します。
【実例その1】自分たちで全部片付け!とにかくもう全部捨てた!
自分たちだけで判断して捨ててしまわず専門知識の持った業者に依頼しましょう。ダメ元でも大丈夫!
【実例その2】空き家の整理。処分業者や解体業者に全部丸投げ!
処分業者さんは物の価値を正しく知りません。単に処分してしまうのではなく専門知識を持った業者はもちろんの事ですが、その上で実績や信頼のある業者に依頼しましょう。それからでも遅くはありません。
【実例その3】最近はやりのフリマアプリで自分で売る!
骨董品や美術品を自分で販売する際は、品物も相場も入念に調べてから販売するようにしましょう。でないと高く売れないかもしれません。
以上が【その断捨離。もったいない!】の3つの実例と今後は損をしない為のポイントでした。
弊社でも以前のお話になりますが、
ご実家が石川県にあり現在は県外にお住いのお客様から「空き家の整理と買取」の依頼があり。そのお宅から「父親が保管してた純金インゴット・着物・切手・ライカのカメラ・大量の九谷焼や骨董品」が出てきて、当時の価格で500万円以上で買取成立となった事がありました。
そのお客様曰く「最初は石川まで何回も来るの面倒やから全部、解体業者に中の家財道具も建物もお願いしようと思ってた。見てもらって良かったわ。」と言って頂いた実話もあります!
ご自宅やご実家を整理、又は取り壊してしまう前に一度は古物の知識を持った専門業者に依頼しましょう!