

絵画・屏風

書画
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長沢 芦雪の掛軸
当時では考えられない大胆な発想で数々の作品を残した。円山応挙の弟子で蘆雪の作品は寺などに多く残されています。その奇抜な発想だからできるインパクトが多い作品が多いため若い時から蘆雪の作品は当時人気があったようです。
この作品は【蟻に牡丹図】奔放な性格からは想像できない緻密で繊細な作品です。

掛軸
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中国 太公望 呂尚 古画
日本でも置物等で馴染み深い【釣りをしている老人】が文王に見出されたいる場面が描かれております。
こちらの作品清時代1800年代頃の古画となります。 -
仏画 来訪図
元々は平安時代に流行した仏画となります。
現代の日本の生活異なり当時は内戦や飢饉により荒れた時代でした。そのため浄土信仰が広まり寺を始め仏画が多く残されるようになりました。こちらの来訪図は平安時代の仏画を参考として模写した、江戸後期頃の作品です。 -
木谷實
呉清源大正時代からの碁名人です。もちろん両方共にご本人の肉筆です。

絵画
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高光一也
[薔薇]石川県出身の洋画家。元々はお寺の住職であり洋画以外でも書も沢山あります。風景画が沢山残っておりますが人物画が評価が高いです。

屏風
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普賢菩薩 白象 屏風一双
こちらは金屏風の上から普賢菩薩と白象、そして虎に襲われる農民が絵描かれております。無名ですが描写がとても良く、本来日本古来から存在していない虎や象がリアルに描かれております。ここまで細密に表現されている作品となります。
作者名がないため明治期御頃に貴族や豪商が特別に発注作成依頼した作品と推察します。 -
琳派 伊年
花図 屏風伊年の落款が入った俵屋宗達工房系が模した作品です。

巻物
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佐竹本三十六歌仙絵巻
元々は鎌倉時代に制作された1枚の絵巻だったのですが戦争の混乱期中その当時所有していた大名家が家宝を売却せざるを得ない状況になり高価すぎて36枚にわけられ抽選で販売されました。
こちらの作品は鎌倉時代のお品を模写した、中期頃~後期頃 女房佐竹本三十六歌仙絵巻なります。

版画
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棟方志功
板画 基督の柵青森県出身で戦時中にアトリエが空襲に巻き込まれ多くの作品が焼失。戦時疎開により、富山県内に住居を構えました。そのため北陸では富山県中心に多くの作品が残されております。こちらは【基督の柵】作品となります。