玉手箱コラム
2024.07.18
被災地を回る【NPO団体】を名乗る窃盗グループにご注意を!!
前々からボランティアに紛れ込んだ窃盗犯や泥棒の話は耳にしておりましたが…
今回は先日、能登地方のお客様宅にお伺いした際にこんなお話を耳にしました。
被災した実家の整理とお片付けを考えていたところ、近所の方から「NPO団体の人が今この町内を回ってて家財の片付けや困り事のお手伝いしてくれるらしいよ」と教えていただいたとの事。
早速、チラシの電話番号にかけて依頼。
すると、乗ってきた車両にNPO団体の名前の看板、腕章まで付けた「5人組」がやって来て家の中を物色し始めたとの事。
作業の様子を見ていると価値の付きそうな物品だけ建物から出して車両に載せていき、運び出してほしい家具類には目もくれず蔵や母屋から骨董品や火鉢などの古道具類をどんどん積み始めていったそうです。
お願いしていた移動作業は終始してくれず、最後には自分たちにとって不要な物は外に出したまま逃げるように去って行ったとの事でした。
その後、電話をして持って行った品物の返却を促しても「もう本部に送ってしまって手元には無い。返せない。」と主張したそうです。
結局、価値のある物だけ持ち主に無許可で持って行き、荒らされた建物内外の残された物をご自分たちで片付けをしたそうです。
この話をお聞きした時は手の込んだ手口や盗んで行った品物の内容で「骨董品や古い物にある程度知識のある人間が関わっているな」と感じ怒りと共に残念な気持ちとなりました。
被災した方たちに追い打ちをかける行為は許せないですね!
皆様もくれぐれも【NPO団体を名乗る詐欺グループ】や【ボランティアに紛れ込んだ窃盗犯】にお気を付けくださいませ!