いつもありがとうございます！竜宮堂の浦嶋です！

今回は祖父が残した骨董品が200点ほどあるとの事でご依頼をいただきお伺いしたお客様にあるお話しを聞かせて頂きました。

8畳のお部屋いっぱいに置かれた九谷焼や骨董品を一点ずつ箱を開け中身を確認していくと、

お客さまが口を開き…

「実は前に他の業者さんに一度査定してもらったんだけど最初の数点だけ中身を確認してそのあとに『私らはもうここらへんの品物は見慣れてるので箱を開けて中身を見なくてもわかるんです。』って言われてものの数分で査定の金額出してきたんだけど…慣れたら見なくてもわかるの？」というご質問。

私：「絶対ありえないですね。箱と中身が合ってるか等・傷の有無も確認しないととてもじゃないですけど価格は出せませんよ。その人透視でも出来るんんですかね？」と私は即答。

お客様：「やっぱりそうですよねー、さすがに怪しいと思ったからお断りしました。」

実は最近よく他でも聞くんです…この話題…この3カ月だけで4.5回程…間違った情報をお客さまに伝えたり…。

声を大にして言わせてもらいます！

「中身を確認しないで査定できる程、古物の世界は簡単ではありません！傷などの状態が価値を大きく左右します。見ないでわかるなんて言う業者は知識が有る無い以前の問題です。そんな業者には正々堂々とお断りしましょう！」